建築基準法違反の手抜き工事だらけのエクステリア、造園業界。 愛媛は今治の蒼園(しょうえん)

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2010年05月

加筆 違法伐採木材でない木材をフェアウッドと言ふ!

加筆 違法伐採木材でない木材をフェアウッドと言ふ!

テーマ:不良資材の話

先日ある新聞に、面白い記事が載った。

その会社では、

現在20パーセントに過ぎない合法伐採木材割合を2012年には100パーセントするべく努力しているらしい。

つまり現在使用している木材の

80パーセントが違法伐採木材を含む環境に配慮していない木材ということだ。

 

その国の法に照らし、合法かつ環境等に配慮した木材を

フェアウッド

と言ふ。

また少し詳しく書くと

① 最低限、違法伐採でない木材
②信頼できる第三者機関の森林認証を受けた木材
③古材や廃材を再使用した木製品
④修理・再生した木製品
⑤近くの森林から生産された木材

などなどらしい。

わが国の政府も、また積水ハウスをはじめ大手を含む住宅メーカーも、それを声高に唱えだした。

ずいぶん遅いけどね!

でもまあいいや、何もしないよりはね。

では我々が頻繁に使用するウッドデッキやフェンス用のウリンやジャラやセランガンバツやチーク等のハードウッド(硬い木材)はどうだろう・・・・・・

実はこれは

違法伐採を含む環境に配慮していないものの割合が

かなり高い

だから

もう我々の業界もいい頃でしょう。

ちゃんとその由来を証明できるフェアウッドを使用しましょうよ!

一例として・・・・

積水ハウスさんがフェアウッドにそれなりに取り組んでるいるのに、それのウッドデッキに違法伐採の木材が使われてたんじゃ話にならないでしょ!

供給者たる大手エクステリア資材メーカーを筆頭に、我々の業界でもそのあたりのところを真剣に検討しないといけない時代になりつつある。

いえ・・・もう既になっている。

ただ気にするのが、他所よりかなり遅いだけ。

一番最後だ。

一番いい加減な業界だから・・・・。

ただ・・・・違法だ合法だと言ってみても金さえ払えばなんでもありの

国も多いからね・・・・心配なら国産材をどうぞ。

※フェアウッドの定義はまだ完全には確定していない。




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お客様宅の石を汚してしまいました!間抜けな仕事の典型!

お客様宅の石を汚してしまいました!間抜けな仕事の典型!

テーマ:弊社の失敗の話

石の汚れ

上の写真は新居浜市のお客様宅のアプローチの拡大写真です。

赤黒い変な汚れが散見されますが、

これは弊社の仕事の結果です。

小面積の剪定作業を行ったのですが、

樹脂分の多い植木もないし、

まあ大丈夫だろう

という手前勝手な思い込みの結果、

長いお付き合いの大事

お客様宅の

アプローチの石を樹脂で

汚染してしまいました。

こういうのを間抜けな仕事

といいます。

いかに硬い石英石とて

速やかに脱脂しなければ

シミになります。

そう......

速やかに脱脂できませんでしたので、

こうなるともう大変です。

 

 

お客様の慰めの言葉を頂戴する

自分が腹立たしい。

間抜けな、間抜けな井出です。

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加筆 基礎を打設して4日後にもう家を建ててる!こりゃすごいな!

加筆 基礎を打設して4日後にもう家を建ててる!こりゃすごいな!

テーマ:手抜き工事の話

知り合いの病院の近くから見える、ある新築の家の話。

先週の土曜日に基礎(立ち上がり部分)のコンクリートを打っていた。

そして後日この基礎の型枠を解体すれば、後は上に上物(建物本体)を建てることができる。

先程その近くを通ったら。

ありゃん・・・もう建ててるよ!

日、月、火・・・、型枠は昨日解体してたから3日以内か!

これは手抜き工事か?

建築基準法施行令第75条

コンクリートは打込み中及び打込み後5日間は、 コンクリートの温度が2度を下らないようにし、 かつ、乾燥、 振動等によってコンクリートの凝結及び硬化が妨げられないように(以下省略)

ということで

3日じゃコンクリートでできた家の基礎の型枠は解体できましぇん~~~

えっ!気温も高いし、早強度コンクリート コンクリート使用だとすぐに規定の5ニュートンがでるからはずせるよ・・・・ですか?

いやいや・・・でも型枠がはずせても75条と76条とJASSをよーく読み見比べてごらんなさい。コンクリートを寝かせる養生は別物でしょう。二日で強度が出たから型枠はずして、後はかんかん照りの真夏でもコンクリートは問題ないですか?急激にコンクリート内の水分が蒸発してコンクリートは健全ですか?違うでしょう?

材齢が数日ぐらいのコンクリートなんてドリルで穴を空けたら、手応えなんてあまりない。大げさに言えば、まるで豆腐みたいに柔らかい。その上まだまだ削りかすが湿っている。そして、これからどんどん収縮してゆく。つまり高さが低くなり、長さも縮むわけですな!

それを早すぎる段階で建物本体と固定してしまったら・・・そりゃ上と下が引っ張り合いしてスキマだらけ、ひずみがあちこち・・・・。

高い買い物なんですからある程度落ち着く約4週間くらいはそのままにしておいてから、建てるなんてことはできないんでしょうかねぇ~。

「ねぇ大工(工務店)さん。 うちの家はゆっくりでいいから他の現場の仕事をしておいてくださいね」

って言えばいいんですよ!

でもたぶん大工さんはOKとは言わないでしょうね!

 

ウン千万円のお買い物ですが

チ~ン

お悔やみ申し上げます。

日本中こういう手抜き工事物件だらけ!

詐欺師だらけ!

マスコミは知らんぷり!

※詳しくは過去のブログも併せて

http://blog.niwablo.jp/ide/date/2010-03-08.html

ご覧ください。



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環境を壊す公共事業止まず!  アレックス・カー氏 朝日新聞記事より

環境を壊す公共事業止まず!  アレックス・カー氏 朝日新聞記事より

テーマ:番外 あれこれ・・・と

本日の朝日新聞にアレックス・カー氏へのインタビュー記事が載った。
いやぁ~面白い!
さすがカーさんだ。
以下、一部抜粋してみた。


5月17日 朝日新聞◎インタビュー領空侵犯◎ より引用

日本の公共事業の大きな問題点は、自然を不便で危ないものととらえ、
自然を制圧することが近代化、発展と考えているところにあります
石が落ちると危険だといって山をコンクリートで覆ったりするのがいい例です。
自然をアタック(攻撃)する日本の技術は欧米諸国よりはるかに進んでいます。

かつて山紫水明といわれた国土が今どうなっているかその目で確かめてほしい。

自然を制圧する技術を駆使した公共事業によって景観がどのように変えられているかを

見て、悲しんでください。

 引用終わり 

すんごい悲しみと皮肉が入り混じった言葉だね。

そして

観光立国を目指す日本で、

観光地まで目をつぶって行かねばならない。

との言葉で最後を締めくくっていた。

もしかしたら観光地までの車窓にひろがる

あっちの家もこっちの家も、あそこの家もここの家も、

樹脂塗り壁ばかりの金太郎飴みたいな風景

辟易(へきえき)されての言葉かもしれない。

「どうですか、私の推理は当たってますか?」と

いつの日かカーさんに尋ねてみたいと思う!



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弊社の施工 Y様のお庭は今花盛り!

弊社の施工 Y様のお庭は今花盛り!

テーマ:弊社施工の庭

Y様庭

新居浜市のY様のお庭は今花盛り!

階段の蹴面(けづら)に使用したレンガは弊社ならではのBノーズタイプ。

このレンガは薄くてラインがや柔らかいので、あまり主張しない。

Bノーズレンガは海外ではよく見かけるが、日本ではまずお目にかからないらしい。

私は弊社以外で使用されているのを今だ実際に見たことはない。

自分で輸入すれば他の業者との差別化が可能だ。

誰もやらないことを

誰もできない事をする。

それが蒼園です。



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加筆 ウッドデッキに使う木を計画的に伐採しているから自然を痛めません・・・なんて本当か?

加筆 ウッドデッキに使う木を計画的に伐採しているから自然を痛めません・・・なんて本当か?

テーマ:資材の話

こんな表現のキャッチフレーズを見たことがある。

わが社が△◎国から輸入しているウッドデッキ用のハードウッド(ウッドデッキに使用する硬い輸入木材の総称)は全量を計画的に伐採し、そのあとに植林をしていますから自然を破壊しません。

 

ふーん・・・・。でもね、本当のところはどうなの?輸入しているもののうちどのくらいの割合が真実なの・・・3パーセントぐらいですか?それとも0.01パーセントですか。まさか100パーセントなんて信じるほうが馬鹿だよね。たぶんそんなの書いてる方も知らないだろうな。

誰も見に行かない。だから本当かどうかなんてわかりゃしない。

伐採が本当に適正なのか、それとも違法なのか、その後にまた植林されるのか、それともただの農地になるのか・・・・エクステリア業界の連中で誰かそれを確かめに、アジアや中米そして南米などを歩いた人は何処かに居ますか?

何十年も先を見て植林する余裕など、貧しい国にどれほどあるだろう。

バイオエタノールの原料になる農作物を作ったり、牛など放牧したほうがよっぽどすぐ金になる。

今をただ生きるためだけにいる彼らに、何十年も先のことは関係ない。

たぶん・・・・私たちが使用するハードウッドは熱帯雨林を破壊し続けるのだろう。

きっと、それが現実なのだろう。

後で植林され、また森になるなんて・・・・ほんのわずかな面積だけ。

だって毎日テレビで報道されてるじゃない。

例えば・・・

この国では毎日東京ドーム何十個分の森林が伐採されています。

あの国では一年間に四国と同じくらいの面積が・・・・・・

って・・・・。

私は物を輸入する際には、必ず自分で出かけ、現地を見て、自分の目で確かめた物しか輸入しない。


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加筆 高価な、硬い木だからデッキが長持ちするんじゃないんだよ その②

加筆 高価な、硬い木だからデッキが長持ちするんじゃないんだよ その②

テーマ:資材の話

軟らかい硬材?なんじゃそりゃ!

 

 

日本の樹木は四季によりその成長に差ができて年輪がはっきりする。

しかし日本でウッドデッキに使われるハードウッド(硬材)は主に熱帯付近の産のため年輪があまりはっきりしない。

つまり肥料を与えれば高気温等との相乗効果により、より早く成長する。

そして硬いといわれていても、その地域の気候と管理によって硬さや曲げに対する強さなど品質は様々。

国産のスギやヒノキなら「この材は高知の○○村の△さんの山の木だから、年輪幅の細かい、間隔の揃った目込み材で上品(じょうぼん)だ」なんてのがあるけど。

ウッドデッキに使われるハードウッドの外国産材は、そんなのを聞いたことがない。

とりあえずウリンならイペならセランガンバツなら・・・・その他いろいろあるけど・・・名前さえあればなんでも

いいいんだ。

肥料を無理やり与えて、ぶよぶよのすこし軟らかいハードウッドなんてへんなのでもOK。

窒素分を多用すれば木も腐りやすい。

なんでもいいんだ。

ウッドデッキなんて。

木の品質なんて考えるほうがどうかしている、というのがエクステリア業界の常識!

そんな木の品質のことを考える私は、この業界の異端児(イタンオヤジ)だ。

たかがウッドデッキされどウッドデッキ・・・・だから少しでもいい品質の木材を使いましょうよ。

国産の質の良いスギやヒノキも余ってるでよ~。

出来ないなら

人工木材を使いましょう。

費用の関係で品質の劣る材料しか使えないなら、ちゃんとお客様に説明して理解を得よう。

「これはウリンです。デッキには最高の木です」では

「どんなウリンでもウッドデッキに使うのなら、最高品質のヒノキより品質は上です」

と言うのと変らない。

なぜ、日本の寺社の舞台はスギやヒノキで造られていてもあんなに長持ちするのか・・・・。

どんなものにも差はある。

エクステリア工事屋でも木材を触るのなら大工と同じだ。

木の勉強もせずに木を触るぐらいなら止めたほうがいい。

餅は餅屋・・・・・大工さんに任せよう。

銭のためだけにいい加減な仕事をするなら、それは手抜き工事でしかない。

 


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水琴窟(すいきんくつ)を造る 松山にて!

水琴窟(すいきんくつ)を造る 松山にて!

テーマ:弊社施工の庭

 水琴窟(すいきんくつ)を松山で造っている。
 今までで一番難しい。
 だからこそ遣り甲斐がある。
 水量と音のバランスが難しい。
 
 私の造る水琴窟はポンプ駆動だ。たくさんのメーカーと種類の中から

現場に応じて最良の物を選択するという、日本で唯一の方式だろう。
  
 だから音が大きい。ポンプの音は当然聞こえないが、

水の響きがより大きく心地よい。


 離れた位置からでも聞こえる。

もちろんポンプを使わなくても同じように音が大きいのも造れるよ。

ただ今回のような家の中庭のような場所ではポンプ駆動の方が利点が多い。

 造園の本に載っているような昔からのスタイルの水琴窟は造らない。
 二年前に弊社にインターンで研修に来た大学生に、それらの本を見せて
 従来の水琴窟の欠点と、その解決方法を尋ねてみた。
 すると即座に満点に近い答えを言った。
 利口なもんだ・・・・・・。
 感心したね。

 しかし・・・プロとはなんぞや・・・・・・なぜこんないい加減な水琴窟が造られ続けているんだろう。
 素人がすぐ欠点を指摘する程度のものがなぜ?
 何百年も誰も欠点に気付かなかったんだろうか?
 不思議だ。
 何も考えていない造園作品の典型

 それが水琴窟だ。

 私の造る水琴窟はその構造を見ても、他人には簡単には真似が出来ない。

  それだけの数を 造ってきたノウハウが詰まっているから。



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