金持ち社長と私の会話 もにょもにょ!
なーんもかわりませんので・・・・ドリームハウスの件は数回につき一回程度にします。書くことは一杯ありますんでボチボチと長~く続けます。
アホな行政とマスコミが動くまでね。
まあ余りに長く連続で書くと、こっちも情けなくなりますわ。
なにしてんやろ・・・・ワシは・・てなもんで。
話は変わって
石鎚山(標高1982m 西日本最高峰...といっても西日本は山が低い低い)は弊社の営業所のある西条市にあります。
ここんとこの寒波で随分雪が積もりました・・・・。
夜はスキー場のライトが、今治市の私の家からも見えます。
ここは瀬戸内、温暖なミカンの産地の愛媛県。
けれども、ドカ雪もスキー場もある寒い南国だ。
さて・・・・・・
今日松山市のある大金持ちの、本人曰く趣味で会社を経営されている社長が、私にこう言われた。
「そういや井出さん、この前久万の台の現場でコンクリを打っとったそうなや!昼までに打てたかいな?」
「 ええ まあなんとか でもよくご存知ですね」
「あんたんとこの情報はすぐに入るワイ! わしはよう知らんが、なんやネットでどんちゃんやっとるらしいな。うちの若い衆(わかいし)が言いよったわい」
「はははっ・・・」
「そりゃそうと、あんたんとこは冬場にコンクリを昼から打つことはあるんかな・・・」
「いいえ 今まで一度も無いです。 出来る分量に小分けします」
「そこや! それが大事やで。まともにその日に(コンクリートを)押さえ終わらんような仕事をしたらいかんで!
あんたらみたいに吹きさらしの駐車場なんかを主にやるとこはな、昼からじゃ絶対ええコンクリは無理じゃ。 遅すぎるわ」
「ほんでな、あの日の翌朝の久万の台付近の天気予報の最低気温は何度やったかな?」
「1℃です」
「シート養生は?」
「しました」
「結果的にコンクリの表面温度は?校正は?」
「見てみますか?まだデータがメモリーにありますから。 校正は蒸留水の氷水です。1.0セットで±0.2℃までがうちの測定器では精一杯です 」
「うんうん、±0.2℃なら十分じゃ。ほんでもって5点の反復測定やな。 真面目にやっとるな。 ええこっちゃ。 絶対に凍らせたらあかんで。ええか 予報はあくまでも予報や。凍りそうなときはちゃんと予防が大切や。あんたは微気象や雰囲気温湿度のことを言うとったがそれをどんどん自分の頭に蓄積していきなや!
わしは何遍コンクリを凍らしてきたことか・・・・何度も泣きを見てきたけん。どうにも工期に間に合わずに、食う為にやってきたけんど、息子はごらんのとおり、そういうワシの生き方見て、こげな(でたらめ)業界に嫌気がさして後を継がんで◎◎(外国のあるメーカー)に勤めたんや。人の命の根幹に関わるところであの会社とうちらとは性根が違うけんな。 あんたは絶対ワシのような生き方したらいかんで!」
「まあ わしはもうやるだけのことはやった。もう年や。近いうちに引退しようと思うとる。 死ぬ前のしばらくぐらいは人を騙さずにおらんと、天国にいけんわい へへへっ。 いっつも、しかめっ面のじいちゃんの顔じゃ孫も寄り付かんが、仕事を引退すりゃ軟い顔のじいちゃんの顔になるけん、孫も喜ぶワイ!」
「ごもっともで・・ハハ ヒヒ」
「じゃかあしいわい ふふふ」
「そりゃそうと あんたぁ Aさんから聞いたけんどな、そのうち松山に営業所出すんやて? 」
「はぁ・・・・人と金の算段さえできたらですが、今のところ望み薄です」
「心配せんでええ。 人はおる。 わしを使え。 タダで店番してやるぞ」
「その怖い顔では一般客は無理です」
「いや 軟い顔の練習もするがな ほんとは孫のためやけどな 一石二鳥や のう 」
「いやです」
「あ~あ これで毎日煩いばあさんと孫の子守か・・・・井出さんには慈悲の心がないんやな。うちのばあさんも井出さんとこの事務所の留守番なら文句を言わんじゃろけん、ワシとしては都合のええ出かける口実が出来たのに」
「いやいや ほんなら 店番は無理でも現場管理でもしてくださいよ」
「え~? 引退するのに・・・・・店番ぐらいならええが現場はのう~~。ほんでも あんたんとこの現場管理も興味あるしな。 で どんな仕事や」
「冬場のコンクリ打ちの後の、夜中の防寒シート掛けでどんなもんですかいな」
「アホウ いやや 年寄りを凍死させる気か」
「未だに毎晩飲みに出かける社長が凍死しますかいな? いっつもアルコールでポカポカでしょ」
「あれは若い姉ちゃんがおるけん 飲めるんや。冬の真っ暗な現場で一人寂しく飲めるかぁ~」
「ほんなら、若い姉ちゃんもクラブから連れ出して、一緒に飲みながらコンクリの管理して下さいよ」
「おおっ それがええわ よっしゃ! 姉ちゃん同伴でコンクリの管理したるわ」
「じょ・・冗談ですが・・・。作業服のじいさんが毛皮にヒールの姉ちゃんと夜中にお客さんちでゴソゴソしとったら、お客さんから気味悪がられますがな ほんでもって
あーん 社長!まりんのヒールのカカトでコンクリートが凹んだよう・・・・許して・・・
おお かまへん かまへん まりんちゃん そんなの気にすんな ・・・・ってなりかねんですわ」
「うーん あんたも想像力が豊かじゃのう・・・じゃけど、姉ちゃんを連れてったら十分ありえるのう・・・・ まあ 本気にするな わしも冗談や」
金が十分あるだけに、絶対ありえないとは言えないのがこの社長の怖いところ・・・・・・・。
南国の愛媛でも冬場はコンクリートが凍る!
愛媛のエクステリア業者でそんなことまともに考えてるのなんかいるのかしらん。
見たこと無いね。
それでもって、日本のより寒い地域の業者が凍結を防いでいるのか、いないのか・・・私は考えるだけでアホくさくなる。
弊社はドリームハウス土の家のように、冬場の雪の中でブロックを積むようなデタラメ工事はしない。
今日はこれまで・・・・。
現在日本ブログ村エクステリア、ガーデン部門ランキング、インポイント、アウトポイント共に一位前後をうろうろ中。下のをポチ、押してやるかなんていわずにポチ。ありがとうございました。