「週一ブログでなくても、もっと頻繁にアップしたら 」と昔からよく言われていたので・・・最近はすこしペースを上げています・・・・いつまで続くかはわかりませんが(笑)。実のところ思いついたときに書き溜めていますから、それをアップするだけなんですがね・・・。



 さて・・・・


 木の枝を切る剪定(せんてい)というのは本当に必要なのだろうか。

 木は自ら剪定する能力 (セルフパーニン)を持っている・・・・必要に迫られれば自らそれを選択することもある。それらは山に入ればよく見る光景だね。

 さて、海風の強い蒼園のカツラは昨年の台風で頂部が折れてフッ飛んでいってしまった。ここは樹木がよく折れる(笑)。まあ、人間様的には変な形になったけど、なんとか元気そうだ。あっ、これはセルフパーニンでなくただの外部からの加力による折損ね。


 植物の歴史は人間の歴史よりはるかに長い。現代に至るまで全世界の野生に生きる植物の殆どは、その生涯において人間の手助けを必要とせず、子孫を繋いでいる。

 人間様が剪定をしないとだめだなどと言うのは、ある意味壮大なるエゴ、壮大なる勘違いだろう。



 昨日県内某市でみたメタセコイア(ヤ)。

DSCN1810
 
 信号機のある電柱とメタセコイアが同化してるよ・・・・・こりゃ、どっちが電柱だか・・・! 


 メタ電・・(-_-;) ・・・・。


根域制限や頻繁なブツ切り剪定等のストレスが無ければ、メタセコイアは巨大になるので、クス、ケヤキ、イチョウ等と並んで愛媛のせまっちょろい道路の街路樹には、全くもって使ってはいけない木である・・・・つまり禁忌木ね。


この程度の大きさでも愛媛の道路では無理↓

https://search.yahoo.co.jp/image/search;_ylt=A2RCMZGNF_hY8H0AsAqU3uV7;_ylu=X3oDMTBhaTVyaTNoBHZ0aWQDSVMwMDE-?p=%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%82%BB%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%82%A2&aq=-1&oq=&ei=UTF-8




   ではお次・・・・・

 何ともヒドイいカットだね、こりゃ。↓

DSCN1809n
 
 切断の際にバーを幹に垂直かつ上下にかなり動かしたんだろうか。刃型(この場合は歯形のほうが字面しては適当かと思うが・・・)がくっきりと残っている。専門的に言えば、刃型の幅がそれ程大きくないことから、目立てが出来ていないピッチハチサンのワイドゴーマルで切断したと想像する・・・当然このように平滑性に劣る。しかし・・・ピッチを狭くしてなんとかならなかったものだろうか?簡単なことなんだけれどもね。

 ここまで極端だと、たぶん木はしんどいだろうが、それでも彼らが言葉や文字で私たちに訴えるわけではない。だから本当のことはわからない。

 もしかしたらこの程度のストレスは、恐竜の生きた時代より今に至るまで生き抜いた「生ける化石」たる強靭な樹木であるメタセコイアにとっては、擦り傷程度の事なのかもしれない。
 
 時間軸も生態もまるっきり違う人間と樹木。

 その強弱を問わず剪定と言う行為を樹木はたぶん欲していない。ただ耐性は樹木の種類により大きく違うだろうが(桜などのように大木となるような種類の樹木でも強剪定に弱いものもあるので)。


 剪定とは人間の好しとする形にすべく木をこねくりまわすこと。                

 でも・・・剪定をしないと「綺麗じゃないね~~~」とお客様に文句を言われるし・・・・。
 「折れたカツラが可哀そうね~~~何かに植え替えたら?」とご提案も頂戴するし・・・・。

 解決方法は、庭にも街路にも植えないことが一番ってか?


現在日本ブログ村エクステリア、ガーデン部門で一応1位であります。しかしながらインポイント(面白いと下の囲いをポチしてくれる読者の合計)は、そろそろ2位に落ちそうであります。ということで・・・下のエクステリアの囲みをポチ。「押してやるかっ!」なんていわずにポチ。ありがとうございました。

にほんブログ村 住まいブログ エクステリア・ガーデンへ

ホームページはこちらです➡ http://www.shoenda.com/