またまたすごい手抜きをご紹介しましょう。
下記の写真は弊社のブロック塀の基礎の一例です。
コンクリートで造っています。
法令に規定された構造です。
そういうことで、下の写真の赤丸のところをご覧になるとわかりますが、コンクリート製の基礎が地面から出ています。
で・・・・・先日見た物件が下の写真です。
ブロック塀の基礎をご覧ください。
拡大してみました。グレーの化粧ブロックの下は普通の〄JIS規格外と想定されるとんでもないブロックですが、それが基礎を兼ねて下二段に使われています。もう無茶苦茶です。アジアの某国並み・・・いや、真面目にやっているふりしてダマしているから、腐った性根の部分を加えればそれ以下です。アジアの某国では誰も真面目にやっていないことをみんなが知っていますから、日本よりマシです。
では外側から見てみましょう。
手前から奥に向かって化粧ブロックがアスファルトの天端から4段から3段見えています。
つまり化粧ブロック6段+普通ブロック2段の計8段のうち、手前が4段で奥が5段程度土に接して
土圧をモロに受けています。そのうえに載っかっているのが高さ約1mのフェンスです・・・土圧に加え風圧もただ事ではありません。
特殊な専用ブロック若しくはまた一応JIS-C種を使い認められている材料また工法でも、この上載構造はいくらなんでもありえません。
法令で定められたコンクリート製のまともな基礎がなく。デタラメブロックで基礎もどき。
さらにはブロックが多段の土留になっているし・・・・
加えてそれも規定外のブロックで、どうせまともな配筋も無い。当然天端の横配筋も本来の配置ではなく、その下の横配筋も無いだろう。
もちろん控え壁もなく、この場合は高さが違法。
メーカーが対風圧性能の低下の恐れから絶対にやってはダメというほどの高いフェンスが載っかって(これ、ちゃんと決まりがありますんで・・・・知らない業者がほとんどですけど。)
これ・・・・地震の時は家に向かってブロック塀が個々ではなく一定の大きさの面塊となって倒れる確率が極めて高いから、一般のへなちょこ木造住宅は危機的な損傷になるだろう。
もちろんこのブロック塀と家の間に居た人や部屋の隅に居た人は・・・・どうなることやら。
ここは10件ほどの団地だったけれど。工期のあがりはたぶん今月末・・・家もエクステリアも職人が忙しそう・・・。
なんとかという名の住宅メーカーの幟と看板が、一般の人にはまぶしく映るんだろうな。
でも・・・看板傾いているけどw・・・・。
将来を暗示しているなぁw・・・。
いらっしゃい~~~
いらっしゃい~~~~
地獄の一丁目へようこそ~~~
私には閻魔大王が立てた地獄の釜の看板のようにしか思えないんだけれど・・・・。
中身は手抜きも手抜き、超危険なデタラメハウスとエクステリア。
世の中こんなもんさ。どこでもやっているけれど誰も気にしない。
建築確認なんぞ住宅メーカーと確認業者のやったつもりのセレモニー・・・。
ずぶずぶもずぶずぶ・・・不正を沼の泥で包み込み、お客様を地獄の釜に放り込む。
けれどもその業火煮えたぎる釜で茹でられても、熱さひとつ感じないのがお客様。なれば良しとばかりに施工者も設計者も官もマスコミも、自らが茹蛸になりながらもそれを理解できないお客様をクスクス笑いながら眺めてる。
笑いながらも自分自身がいつお客様の立場になるかもわからないのに、やはり笑っている。
堂々とこんなデタラメが繰り広げられる日本国。
どうなってんの?
現在日本ブログ村エクステリア、ガーデン部門でインポイントのみ2位に陥落であります。ということで・・・下のエクステリアの囲みをポチ。「押してやるかっ!」なんていわずにポチ。ありがとうございました。
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だからこそこういう仕事が許せない・・・・。
ただ私がブログで書いている手抜きはこの会社に限ったことではなく、
その手抜きの度合こそ違え、全国大手の住宅メーカーの家本体でも当たり前のようにやっています。
大手住宅メーカーのほうが程度と頻度において手抜きはやや少ないでしょうが、この写真の事例に負けず劣らずのヒドイ家の手抜きを大手の仕事で私は何度も見てきました。
とてもこのブログには載せられないほどのヒドイものもあります(弊社に来られたお客様にはご覧いただいておりますが)
このブログに書いているのまだまだましなものばかりです。
この業界に性善説はありえません。