BlogPaint


花壇の工事・・・

御覧の通り、花壇の真ん中付近に外殻がコンクリートで本体が鋳物のバルブボックスが「どでん」と鎮座しております。この長さ約60メートルの花壇にはたくさんのバルブボックスが建物側、真ん中付近、道路側と一見無造作に配置されています。

建築のほうでもこれをすべて建物側に寄せることも検討したのですが、諸般の事情によりこうなりました。

ということで、上の写真の水やり用のパイプラインもあちこちで右に左に真ん中にと曲がっています。しかしこの程度の曲がりなら、普通の水道用の塩ビパイプでも曲がりますが、実のところこいつはちょいと違います。つい先日のヤフーニュースでも取り上げられた外国のA社製のこのパイプなら、なんと半径30センチの半円形にでも熱を加えなくても手で簡単に曲げられます。こういう芸当は水道用の塩ビパイプや黒いポリパイプでは不可能です。しかもこれは塩ビ製のパイプやポリパイプとの接着剤による接着も簡単にできます(今回は一か所だけ接着していますが)。


日本のメーカーはこういうものを作りません。住友、信越、クボタ、セキスイ等の大企業が少し似たようなものを作っているような気もしますがw、性能が月とスッポン、大人と子供というぐらいに違います。これら国内大企業が作る水道用に使われる塩ビパイプや黒いポリパイプなどと違い、内部構造は複雑です。にもかかわらず11年前にこちらで施工した物件は埋設でなくなんと暴露状態であるにも関わらず未だにノントラブルです。

もちろん中国などの他のアジアの国々もこの手のものを作りません。

というか・・・・日本を代表する化学メーカーでも、作る技術が無いのでしょう。

生命の源たる「水」を「極めて高性能かつ複雑な構造でありながら軽量で安価。さらには故障が少なく、加えて耐久性が著しく高い素材」でもって運ぶ(届ける)為のノウハウは、日本はもとよりアメリカも中国も相当に遅れています。

機会があれば、このたった内径14ミリ程度のパイプの断面構造もご紹介しましょう。


現在日本ブログ村エクステリア、ガーデン部門で一応1位であります。しかしながらインポイント(面白いと下の囲いをポチしてくれる読者の合計)は、そろそろ2位に落ちそうであります。ということで・・・下のエクステリアの囲みをポチ。「押してやるかっ!」なんていわずにポチ。ありがとうございました。

にほんブログ村 住まいブログ エクステリア・ガーデンへ