明日は久しぶりに島へ行きます。

その島は弊社のある今治市の瀬戸内海に浮かぶ離島です。

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私どもは今夏の西日本豪雨のボランティアに宇和島市野村町、松山市堀江、今治市は離島三か所に重機やポンプをダンプやクレーン車はたまた軽トラに載せて行きました。

愛媛の被災地に関する報道は、両陛下が見舞いにお越しになられた野村町など主に南の方ばかりがクローズアップされましたが、上の二枚の写真のようにまともな川さえない瀬戸内の離島でも相当に酷いものでした。まあ、被災面積や死者数で語るなら野村町などは確かに今治の離島とは比較にならないぐらい酷いものでしたが・・・。




さて明日行くお宅は隣地(上側の畑)の土砂の除去が出来なかったため、境界付近の土砂のみどうしても夏の間には除けることができずにいた現場です。

それがやっと先週末から工事が始まって境界付近の土が徐いたと連絡があったので、こちらも取り掛かれるようになったのです。

さあ、明日からお伺いするお宅の土砂をすべて除ける・・・ダンプと重機をひとりでえっちらおっちら(明日の朝の段取りによっては社員一人が加勢してくれるようになるかもしれないが、ちょっと期待薄)。これが私にとって今年最後の西日本豪雨の被災地の現場となるでしょう。

しかし・・・島内にある市の無料の土砂の集積場はもう閉鎖されているし・・・杓子定規な行政にも困ったもんだ。まだまだ手付かずのところだってあるのに。実際のところ、この災害で土木建築業者を中心に公共工事として莫大なお上の金が動いたし、またこれからも動くが、本当に必要な人のところにはお金は回ってこない。

災害により好景気に与かれるもの、災害により疲弊するもの・・・・被災地には常に両方の現実がある。

※上の写真は夏の現場で撮影したもので、明日の現場とは少し離れています。

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