弊社の社員Aには三歳になる娘Bちゃんがいる。

 そのBちゃんをAはごく稀に連れて蒼園(しょうえん)へ出社する。

 彼女はおとなしく母親の隣で、お絵かきをしたり昼寝をしたりして楽しく過ごしているのだが、そこはまだ三歳の幼児・・・たまに愚図る。で、そんなときは私が蒼園のあるワールドプラザ内の他の店舗へ連れてゆく。

 ペットショップで動物を見て、センターコートで滑り台や人力ゴーカート。はたまたゲームセンターでプリキュアの音楽にあわせて太鼓を叩き、プラザで人気のたこ焼きをおやつに食べる。

 そんな私を見てプラザ内の知り合いは、「お孫さん? 可愛いね~~~~」と声を掛けてくるw。世間では五十を過ぎたジジイが幼児を連れてりゃ誰だってそう思うわな~。でも、子もいない私には当然孫もいないので「いや~~~社員の娘よ~~~」と答えるしかない。

 そんな私にとって「たまの命の洗濯」とばかりにBちゃんと遊ぶの楽しみだったのだが、近々Aが配偶者の仕事の関係で県外に移り住み、退社となることが決まった。


 私はBちゃんに馬を見学に連れて行ってあげると前々から約束をしていたので、たぶん最後となるであろう子連れ出社をした先日、仕事の合間を見てすぐ近くの馬牧場に連れて行った。そこは市営の牧場で、国内で最も小さい天然記念物の在来馬の「野間馬」がいる。彼女は二歳の時にここへ来たことがあるらしいのだが、さすがにその記憶がなかったので初めて馬を見ることができると楽しみにしていたのである。


 前置きが長くなったが、ここからが本題。



 野間馬ハイランドに到着。

 馬を見て喜びました。

 んで、帰ります…展開早いですw


 まあ、そこで彼女をおんぶして駐車場まで移動していた際に私にこう言ったのである。


「ねぇ、シャチョー。おうまさんがバラバラになっとる・・・」

「えっ、バラバラ?????????????」

「ほら・・・アレよ。バラバラやろ」

「おおおお~~~~~バラバラや!」

「シャチョー。おうまさんは、なんでバラバラなん?」

「・・・いや、その・・・ 」    


 で・・・そのときの写真が下の写真である。



BlogPaint

 はい・・たしかにこの角度からは右の馬はバラバラです。

 ※もちろん、この写真の位置より移動してちゃんと馬の姿になっているのも見せました。




 なんと、まあ、いやはや・・・・・びっくりです。

 




 どこからどう見ても手抜きだとかいったような仕事も大人は何も思わない。子供が見ればおかしいと思うような単純な手抜きでも、大人はプロのやったことだからと疑問も持たず信じる。と、私はここで何度も書いてきた。


 けれども子供は先入観も、忖度も、人生のシガラミもない。

 見たまま、感じたままを言う!






地盤沈下の激しい関西空港駅↓

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 全く引っ付いていない戸建て住宅基礎天端(これはかなりひどいですが、大手を含めほとんどの家がこの部分に瑕疵がありますが、検査されることはまずありません。スルーです)

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ほぼ、バラバラですなwww
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 これらの現場を実際にBちゃんが見たらなんと言うだろう(この写真では全体像がつかめないから聞いても意味がないと思う)。でも、写真だけであっても馬の写真のように正常なものとそうでないものが写った写真みせれば簡単に違いがわかるだろうね。

だからと言って、さすがに三歳の子に「世間のシガラミ」が纏わりつくような質問はできないよね。


今はお馬さんだけで充分!


 そして彼女が大人になっとき同じ馬の絵を同じ角度で見て「君が三歳のときこの角度から馬の絵をみてなんと言ったと思う?」と尋ねてみたい。

 まあ、それまで私が元気で尚且つこの絵がそのまま有ればだけど・・・・・・。


 いや、それより次回の里帰りの際にBちゃんに会ったら「オジイサン・・だれ?」と言われる確率の方が高いような気がしないでもないw


 後日談・・・・その後6月に里帰りの際に蒼園に寄ってくれました。ちゃんと「シャチョー」と呼んでくれたので少々ほっとしましたw



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