新築だったが、GL(地面のたかさ)は今よりずっと上がってくるようだ。
どこまでかというと下の写真の通り。
ブロック塀にピンクのテープでGLと書かれている。
しかしこの塀はお隣の塀。お隣の地面の高さはお客様の今の地面とおなじ・・・・
そこにこのテープの高さまで土がど^~^んと盛られてしまうと、ブロック塀は強い力でお隣に向かって押されるわけで・・・・・・。
それに、なんと・・・土がブロックにかかることについてお隣の了承も得ていません。
とんでもないことです。
困りました。
(大臣認定等特殊なものを除いて)ブロック塀は土に接して設けてはならない(ブロックは強度的に土留にはならない)という大原則があるんです。
土に接していいのはあくまでもコンクリートでできた基礎部分のみなんです。
ブロックの一段目の半分ぐらいが土に埋まっている、そう・・ブロックそのものが基礎の一部になっている現場もこの国ではものすごく多いですがそれ全部ダメです。
さらに土を盛ろうにも実際この塀はすでにクラック(ひび割れ)が入っていますし、土の水分が塀を通じてお隣に染み出し汚れがはっきり分かりますしね。
お客様にそうお話ししたら、「こりゃえらいこっちゃ・・・常識的に考えたら全くその通りですな。住宅メーカーはなんでこんなことをするんやろ??????。けどこちら側に新たに土留を造るとなると、長さも結構あるし費用も結構な金額になるでしょ?井出さんにも住宅メーカーの担当と会ってもらって説明してもらわんといかんですね。手間かけますけど・・・。こんなことになって・・・皆が嫌な思いをせないかんですね。」と。
ほんと・・・・・こういう物件はけっこうあるんです。
繰り返し書きますが「大臣認定等特殊なものを除いて(そんなのは愛媛ではゼロに近い)ブロックは土に接することはできません」
今日はこのへんで・・・
あまりブログを書かないもんですから、現在日本ブログ村エクステリア、ガーデン部門ランキングがどんどん陥落中です。まっ、とりあえず何も考えずに下のエクステリアと書いてある囲みをポチ。「押してやるかっ!」なんて呟かずにポチ。ありがとうございました。